年収1000万円以上も夢じゃない!

そんなイメージがある生命保険営業ですが、儲かる分だけとてもきつい仕事だってご存知ですか。

 

今回は本記事の執筆にあたり、生命保険営業として現役バリバリで活躍中の友人を直撃取材してきました。

友達を失ったりトラブルに巻き込まれたり、「休日って何だっけ?」なんて状態になるまで働いたり(笑)。

現役の生命保険営業だからこそ語れるきつい仕事内容を11個、隠さず赤裸々に語ってもらいました!

 

これから生命保険の営業に転職しようと考えているあなた。

 

何となく稼げそうだしやってみたいな!

 

なんて単純な考えで生命保険営業になると、痛い目にあいますよ!

本記事を最後までご覧頂き、しっかり心の準備をしてから転職活動を始めて下さいね。

 

ちなみに本記事で触れる11のきつい仕事内容の内、一つでも「無理かも」と感じた方は転職を考え直した方がいいです。

きっと転職できたとしても、長くは続けられないでしょうからね。

 

本記事で解決できること

  • 生命保険営業きつい仕事が分かる
  • 転職前にきつい仕事への心構えができる
  • 自分が生命保険営業に向いているかが分かる
  • 現役営業マンによる生の声が聞ける

 

本記事は生命保険営業のきつい仕事内容を知りたい方向けの内容となります。生保営業の仕事内容を解説しているものではないので、予めご了承下さい。

※記事内における情報は、取材や口コミサイトなどから得たものとなります。

 

ここで本記事の執筆にあたり、快く取材を受けてくれた僕の友人のプロフィールを簡単に紹介させて頂きます。

現役生保営業マンのプロフィール

  • 年齢・性別:30歳・男性(既婚)
  • 氏名:T君
  • 勤務先:外資系保険会社
  • 勤続年数:8年

生命保険営業がきつい11の理由を生保営業マンに直撃取材!

生命保険営業がきつい10の理由を生保営業マンに直撃取材!

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
儲かる仕事ではあるが犠牲にするものが多い!
年収数千万円クラスを目指せるイメージがある生命保険営業。
これは単なるイメージではなく、実際に間違いないことがT君への直撃取材で判明しました。
しかし稼げる裏には、かなりきつい仕事があるようです。
生命保険の営業を目指している方は、必見の内容となっています!

フカガワ
T君、今回は取材に協力してくれてありがとう!
さっそくだけど、生命保険営業ってホントに稼げるの?

T君
友達のお願いだから特別だぞ!
いきなり下世話な質問するね~(笑)。
まぁ、ホントに稼げる仕事だよ。

フカガワ
ホントなんだ~。
稼げるって、1000万円くらい?

T君
いやいや、それはウチの会社だと平均クラスかな(笑)。
職場で俺の右隣りに座ってる人は、年収8000万円。
左隣に座ってる人は、年収1億円だよ。

フカガワ
い、1億円!?
それは想像以上だったわ(笑)。
そんな稼げるなんていいな~…。
俺も転職しちゃおうかな(笑)?

T君
確かに稼げる仕事だけど、きついこともめちゃめちゃあるぞ(笑)。
それを聞いても転職する覚悟があるなら、俺が紹介してやるよ。

フカガワ
現役生保営業マンにそんなこと言われたらビビっちゃうね(笑)。
ちょっと聞かせてよ。どんだけきついのか知りたいからさ!
こんな感じで、最初は軽い気持ちで取材をスタートしました。
ところが取材を終えた今、あまりのきつさに僕は生命保険営業への転職を断念することに(笑)。
T君は一体どんなきつい仕事を教えてくれたのか?
ここから詳しく解説させて頂きます!

【生命保険営業はココがきつい】1.見込み客探し

【生命保険営業はココがきつい①】見込み客探し

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
新規契約獲得のために知り合いを当たりまくるのがきつい!
扱う商品が生命保険とはいえ、営業は営業です。
「他の営業職と同じようなきつさがあるのかな~」なんて考えていましたが、まったく違いました(笑)!

フカガワ
とりあえずさ、1番きついと思う仕事を教えてよ。

T君
それは即答できるよ。
見込み客探しだね。

フカガワ
ホントに即答だねぇ(笑)。
見込み客探しの何がきついのさ?

T君
生命保険を契約しようなんてお客さん、そんなに沢山いるもんじゃないだろ?
だからしょうがなく、まずは友達とか家族に声をかけるんだ。

フカガワ
それで契約をしてもらうって訳だね?
でも家族なんて限られてるし、友達だって限界があるよな?

T君
その通りだよ。
だから本人との契約が終わったら、次は紹介をお願いするんだ。
地味な仕事だけど、これがきついんだよな~…。

フカガワ
まぁ、「契約したのに次は紹介?」って思うかもな(笑)。
何か他に見込み客を見つける方法はないの?

T君
もちろんあるとも!
例えば、企業訪問とかもよく使う手だな。

フカガワ
「契約して下さい!」ってお願いしに行くの?

T君
まさか(笑)。
廊下に立って、社員にアメを配るんだよ。

フカガワ
アメちゃん?
アメちゃんで契約してくれる人なんているか(笑)?

T君
バカ言え!アメちゃんはただのきっかけ作りだよ(笑)。
関係性を作るための手段って感じかな。

フカガワ
なるほど、なるほど。
保険が必要ってなったら、声をかけてもらいやすいってことね!

T君
そーいうこと!
年収数千万円の裏で、こんな努力してんのよ。
T君が即答してくれたように、生命保険営業の1番きつい仕事は「見込み客探し」だそうです。
営業である以上、見込み客が発生しないことには話にならないんだとか。

友達や身内にお願いするなんて無理かも…
と感じてしまったり、抵抗がある方には向いていないでしょう。

【生命保険営業はココがきつい】2.保険加入を断らなければいけない

【生命保険営業はココがきつい②】保険加入を断らなければいけない

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
ウマい話に乗って痛い目に合うこともあるからきつい!
営業という仕事において、お客さんから声がかかるなんてラッキーな話です。
ところがこれ、生命保険営業となると話が違ってくるみたい!

フカガワ
営業やってたらさ、お客さんから声かかることだってあるでしょ?

T君
そりゃ、もちろんあるよ。
でも生保の場合は、断るんだよね(涙)。

フカガワ
は?断るだって?
さっき見込み客探しが一番きついって言ってたのに?
なんで断っちゃうんだよ?

T君
いや生命保険ってさ、だいたいは紹介がほとんどなんだよ。
なのにわざわざ向こうから声をかけてくるなんて怪しいんだ。

フカガワ
怪しいって何がよ?

T君
例えば、保険加入できない事情を抱えてたりするんだよ。
それでも何とか保険に入りたいから、手当たり次第に渡り歩いてたりする人がいるんだ。

フカガワ
なるほどねぇ~。
ちなみにTは、保険加入を断った経験あるの?

T君
あるよ!めちゃめちゃあるよ(笑)!
断るのって、すげぇ気を使うし疲れるんだよな。
営業としてはノドから手が出るほど嬉しいはずの状況も、生命保険営業にとってはきつい仕事となってしまうようです。
しかし、下手な契約を獲ってきてトラブルに巻き込まれては元も子もありません。
T君のように、“断るべきものは断る”という確固たる意志が必要みたいですね。

人に頼まれると断れない性格なんだよな…
こんな不安を抱えている方は、注意が必要でしょう。

【生命保険営業はココがきつい】3.友達を失う

【生命保険営業はココがきつい③】友達を失う

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
友達との縁が切れるのがきつい!
見込み客を見つけるために、友達にも声をかけると言っていたT君。
掘り下げて聞いてみると、生命保険営業ならではのきつい実態が見えてきました!

フカガワ
そういえば何年も前のことだけど、Tって俺にも声かけてきたよね?
「生命保険入ってくれないか?」ってさ。
Tにとっては、俺も見込み客の一人でしかないの(笑)?

T君
ちゃかすなよ(笑)!
仕事のために必要だったんだって(涙)。

フカガワ
ごめん、ごめん。冗談だよ(笑)。
でもさ、あーいうこと繰り返してたら、友達減っていかない?

T君
お前はホント痛いところを突いてくるねぇ(笑)。
減ってるよ。連絡がつかなくなった人もいるかな。

フカガワ
やぱりそうなんだ~。
そんなきつい思いするくらいなら、友達に声かけるのはやめればいいのに。

T君
俺だってそうしたいけどさぁ…。
そうもいかねーんだわ、これが!
だから俺はもう割り切ってるかな。

フカガワ
割り切るって、なにを?

T君
連絡がつかなくなった友達は、友達じゃなかったんだな~って(笑)。
都合がいいかもしれないけど、そうじゃなきゃやってらんないよ!

フカガワ
じゃあ、俺みたいなのはレアケース(笑)?
生保の契約してあげて、プライベートでも付き合いがあるなんて。

T君
レア中のレアだよ(笑)!
だからマジでありがたいと思ってる。

フカガワ
なんか照れるな(笑)。
まぁ、いいってことよ!
仕事のためとはいえ、友達が去っていくのはきついですよね。
T君のように、自分で線引きできる人はいいかもしれませんが…

仕事のためにプライベートの人間関係を犠牲にするなんて…
こんな風に感じている人には、生命保険営業の仕事はきつ過ぎて務まらないでしょう。
反対に「根っからの仕事人間」という方であれば、トップクラスを狙うのも夢ではありませんよ!

【生命保険営業はココがきつい】4.死を身近に感じる

【生命保険営業はココがきつい④】死を身近に感じる

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
仕事とはいえ死を目の当たりにするのはきつい!
T君いわく、これが理由で退職している人もかなり多いそうです。
確かに生命保険の出番となるのは、誰かがお亡くなりになられたとき。
それが自分のお客さんや知り合いとなれば、きついと言わざるを得ないですよね。

フカガワ
他にもきついことってあったりする?

T君
もちろん、まだまだあるよ。
次のはちょっと重たい話だけど、「死」を身近に感じるのがきついかな。

フカガワ
そうか、生命保険ってことはTの出番ってぇ…

T君
そう、誰かが亡くなった時なんだよ。
仲の良かったお客さんほど、メンタル的にきついよね。

フカガワ
Tはどうやってメンタルを保ってるの?

T君
保ててるかは分からないけど、決めてることはある。
「遺されたご家族にしっかり保険金をお届けするのが俺の使命だ」ってね。

フカガワ
カッコいいじゃん、まさにプロだね!

T君
そもそも、俺よりもご遺族の方が悲しいはずだからな。
俺がメソメソしてる訳にもいかないし、そんな営業マン嫌だろ?
僕も過去に、仕事の関係で知り合った方が亡くなられたことがありました。
それだけでもかなりメンタルにきていたのを覚えています。
それが仕事をする度に知るとなれば、相当きついことは想像できるのではないでしょうか。

死に向き合う自信がない…
こればっかりは難しい問題ですが、T君のように使命感をもって働ける方であれば大丈夫でしょう。

【生命保険営業はココがきつい】5.最新知識を常に勉強

【生命保険営業はココがきつい⑤】最新知識を常に勉強

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
保険は生き物だからこそ勉強がきつい!
あまり馴染みがない方にはピンとこないかもしれませんが、保険って改定やルール変更がよくあるんです。
そして生命保険の営業マンは、その度に知識をアップデートしなければなりません。

フカガワ
何回も生命保険の説明は聞いてきたけどさ、全然理解できねぇ(笑)。
あんなもん、よく覚えてられるな!

T君
覚えるもなにも、それが仕事だからね(笑)。
でも、改定はあるし新商品はどんどん出るし…
正直覚えることは大量にあるのがきついよね。

フカガワ
だったらカンペ作って持ち歩けばいいじゃん!
お客さんに質問されても、それ見れば答えられるだろ?

T君
お前なぁ(笑)。
質問にテキパキ答える営業マンと、いちいちカンペ見ないと答えられない営業マン、どっちを選ぶよ?

フカガワ
あ、そっか(笑)!
そりゃカンペはダメだな。

T君
そうだろ?
だから常に知識は最新の状態にアップデートしておかないと!
めちゃめちゃきついけどね(笑)!

フカガワ
改定とかについては、何か試験みたいなものはないの?

T君
少なくとも俺の会社ではないかな。
だから勉強しなくても責められはしないけど、自分が損するよね(笑)。
生命保険は商品の性質上、必要となった時にかなりの金額が動きます。
もしもお客さんが「聞いてた話と違うんだけど(怒)!?」となったら、それこそ大問題です。

社会人になってからも勉強なんて無理…
こんなプロ意識のかけらもない方には、生命保険営業など務まらないでしょう。
自らを律することのできる人であれば、心配はなさそうです!

【生命保険営業はココがきつい】6.自腹が多い

【生命保険営業はココがきつい⑥】自腹が多い

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
自腹で年収が普通のサラリーマン並みになるのがきつい!
紹介があれば日本全国を飛び回るのが、生命保険営業の運命です。
ちょっとの距離や回数ならいいですが、これがかさむとトンデモナイ金額になっちゃいます!

フカガワ
いつも呼んだら来てくれるけどさ、交通費ってどうしてるの?

T君
全部俺のポケットマネーだよ(怒)!
つまり、じ・ば・ら!

フカガワ
え!そうなの?
なんかごめん(笑)!

T君
お前はまだいいんだよ、距離も近いしな。
でもお客さんとなると、全国を飛び回るだろ?
あれが財布にはきついよな~(涙)。

フカガワ
でも年収1000万円クラスだったら、交通費くらい何てことないでしょ?

T君
いやいや、ちりも積もれば山になるんだって!

フカガワ
山になったって、年収1000万円!
絶対に大したことないね!

T君
じゃあ具体的な数字を教えてやるよ(笑)!
交通費やもろもろの自腹総額を年収から差し引くと、一般的なサラリーマンの年収とほぼ一緒になる(涙)。

フカガワ
ってことは、ざっくり実質年収600~700万円になるの?

T君
そーいうこと!
稼げる稼げるって言われるけど、実際はそんなもんだよ(笑)。
確かに見た目の年収は1000万円クラスだから、これを知らない人からしたら儲かる仕事だよな。
僕は生命保険営業を、『年収数千万円クラスの稼げる仕事』だと思っていました。
もちろん中には純粋に数千万円を稼いでいる方もいるのでしょうが、T君のような自己出費に苦しんでいる営業マンがいるのは意外でした。
せっかくめちゃめちゃ頑張って稼いだのに、実質は普通のサラリーマン並みの年収。
これだとちょっとモチベーションが下がっちゃうかもしれませんね。

仕事のモチベーションは、お金が全てなのに…
仕事に求めるものがやりがいや楽しさではなく、お金だけという方にはマイナス要素でしょう。
もちろん「年収億単位の営業マンを目指すぜ!」という意欲のある方は、関係ない話ですけどね!

【生命保険営業はココがきつい】7.個人情報管理

【生命保険営業はココがきつい】7.個人情報管理

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
名前のメモを持っているだけでもNGなのがきつい!
生命保険の契約をしたことがある方であればご存知かと思いますが、お客さんは営業マンに自分の個人情報を預けています。
サイバー攻撃などにより、大手企業であっても情報漏洩がニュースになる現代。
現場レベルの営業マンとなると、個人情報の適切な管理は必須となるようです。

フカガワ
今日はこの取材が終わったら、そのまま直帰?

T君
いやいや、これから会社に戻るよ。

フカガワ
でもこんな時間だぜ(笑)?
なんでわざわざ戻るんだよ。

T君
お客さんから個人情報を預かっててさ。
これをちゃんと会社で保管しておきたいんだよ。
万が一、どっかで紛失でもしたらヤバイのはわかるだろ?

フカガワ
なるほど、確かにそれはヤバそうだね。
でもさ、そんなに厳しいの?

T君
めちゃめちゃ厳しいぞ(笑)!
月に1~2回は、会社にガサ入れがあるからな。

フカガワ
ガサ入れ!?
それってどんな感じなの?

T君
営業マンひとり1人のカバンをチェックしたりされるかな(笑)。

フカガワ
営業マンのプライバシーはお構いなしだな(笑)。
ちなみにだけど、どの辺からアウトになるの?

T君
そうだなぁ、例えばだけど…
お客さんの名前をメモした紙がカバンの中に入ってたら、「これどういうことですか?」ってツッコまれるレベルだよ(笑)。

フカガワ
名前のメモだけで(驚)!?
思ってた以上に厳しいんだな。

T君
だから俺は、どんな些細な個人情報でも家には持って帰らないんだよ。
この取材に付き合ってもらっていたのが、だいたい午後10時頃のことです。
正直、「そこまでするの?」と思いましたが、メモすらNGと聞いて納得しましたね。

ちょっとくらいいいでしょ?めんどくさいし…
こんなズボラさんには、生命保険の営業はおすすめできません。
リスクをなくすための行動を面倒だと思っていたら、いつか取り返しのつかないミスをすることになりますからね。

【生命保険営業はココがきつい】8.休めない

【生命保険営業はココがきつい】8.休めない

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
お客さん都合なら深夜の商談もあるからきつい!
生保に限らず営業であれば、お客さんの都合に合わせるのは当たり前ですよね。
でもやっぱりこれ、生命保険の営業にとってはかなりきついみたいですよ。

フカガワ
そういえば先週、飲みに誘ったのに返信もくれなかったよな(笑)?

T君
わりぃわりぃ、あの時は商談してたんだわ(笑)。

フカガワ
商談ってお前、俺が連絡したの午前0時だぜ(笑)?
どこのお客さんが、そんな時間に商談すんだよ?
さては嘘ついてるだろ!?

T君
嘘じゃねぇって(笑)!
お客さんが居酒屋の店長でさ。
商談は閉店後じゃないとできないって言われちゃって(涙)。

フカガワ
ホントだったんかい!ごめん(笑)!
でもさ、そんな時間に商談してたら休めなくない?

T君
まさにお前の言う通りだよ。
俺が最後にまともに休めたのはぁ…、ごめん、覚えてないや(笑)。

フカガワ
「深夜まで商談してたから翌日は出勤遅めで!」ってできないの?

T君
確かに、その辺は営業マンに任されてるな。

フカガワ
じゃあ出勤時間を遅くすれば、ちゃんと休めるって訳だ?

T君
それがそういう訳にもいかないんだよな(笑)。
結局、休んだ分は働けないし、そしたら給料も下がるし。
会社側から何か言われることはないけどね。

フカガワ
そうなると、Tに土日とかって感覚は…

T君
ある訳ない(笑)!
ちなみに、これから会社に戻って書類を置いてくるけど、オフィスに誰かいるって断言できる。
お客さん都合となれば、24時間365日、商談などのために働かなければいけない生命保険営業。
きついのは、その商談をするかどうかは自分で決められるということです。

休んでもいいなら誘惑に負けちゃうかも…
休むことは決して悪いことではありません。
しかし実際は、T君のような選択をする営業マンがほとんどのようです。
稼げるというのが最大のメリットである仕事なのに、自らその権利を放棄することと同じですからね。

【生命保険営業はココがきつい】9.告知義務違反

【生命保険営業はココがきつい】9.告知義務違反

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
故意じゃなくても罪は罪になるのがきつい!
生命保険へ加入をするとき、必ず行われるのが告知です。
これまでの病歴の有無などを保険会社に告知し、加入条件を満たしていることを証明することが目的。
しかし、安易な気持ちで偽るお客さんもいるんだとか…。

フカガワ
生命保険ってさ、最初に病歴とか自分で告知するじゃん?
あれって正直、嘘かいても分からなくね(笑)?

T君
確かに分からないけど、それは笑い事じゃないんだよ!
もしも事前に告知したことが嘘だってバレたら、告知義務違反になるんだ。

フカガワ
告知義務違反!?
それってどうなっちゃうの?

T君
契約解除はもちろん、保険金だって支払われなくなるな。
でも本人が亡くなってるから、これをご遺族に説明するのはきついよ(涙)。

フカガワ
そうか、告知したのは本人で、遺族は知らない訳だもんな。
なんかトラブルとか大変そうだなぁ~。

T君
そりゃそうだよ!
生命保険は動く金額がデカいからね。
でも、だからこそ告知義務違反は許されちゃダメなんだ。

フカガワ
なるほどね。
でも最近、ネット型保険も増えてきたよね?
お客さんが自分で契約までできるってやつ。
あんなの告知義務違反だらけになってそうだけど…。

T君
お、さすが生きる伝説の制作マン(笑)、するどいねぇ!
ウチではネット型保険を取り扱っていないけど、告知に関するトラブルは多いって聞くよ。
対応するスタッフのことを考えると、ゾッとするね。
お客さんが告知することなので、営業マンとしては信じるしかありません。
しかし、告知が嘘だったと発覚した場合、トラブル終息のために奔走するのは営業マンです。

なんでお客さんの悪さを自分が負うんだよ…
こう思ってしまうのも、仕方ないでしょう。
しかし、そこを割り切ってこそ生命保険営業です。
ちなみにですがT君いわく、告知義務違反になるケースはとても稀だそう。
だから無駄に警戒する必要はないと思います!

【生命保険営業はココがきつい】10.個人事業主としての手続き

【生命保険営業はココがきつい】10.個人事業主としての手続き

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
難しい行政手続きに四苦八苦するのがきつい!
普通のサラリーマンとして働いている人で、自分で確定申告をしたなんてケースはめったにないと思います。
サラリーマンの場合は、給与から各種税金などが天引きされていますからね。
ところが生命保険営業となると、こんなところでもきつい仕事が待ち受けているようです。

フカガワ
そういえばこの前、確定申告が何とかって言ってたよね?
そんなの会社がやってくれるんじゃないの?

T君
それは大きな誤解をしてるね(笑)。
俺たち生保の営業マンは、普通のサラリーマンとは違うんだ。

フカガワ
普通と違うって、どう違うんだよ?

T君
サラリーマンって、会社に雇用されて給料が出るだろ?
でも俺たち生命保険営業は、雇用じゃなくて委託契約なんだ。
そして給料じゃなくて、報酬って形でお金をもらってる。

フカガワ
ごめん、全然話が読めない(笑)。
委託契約で報酬だと何がダメなの?

T君
サラリーマンの給料ってさ、いろいろ天引きされてんだろ?
例えば総支給が50万円でも、手取りは30万円とかさ。

フカガワ
あぁ、税金とかいろいろ引かれてくからね。
生保の営業マンは違うの?

T君
全然違うよ!
俺たちの場合は、報酬として全部支払われるんだ。
ざっくり総支給が50万円なら、手取りも50万円って感じだな。

フカガワ
じゃあ、俺たちが天引きされてる税金とかはどうしてるの?

T君
全部自分で処理するしかないんだよ!これがきつい!
俺も8年目になるけど、未だに毎年頭パンクするからな(笑)。
生命保険営業のほとんどが、個人事業主と同じ扱いとなります。
だから通常のサラリーマンとは異なり、難しい行政手続きなども全部仕事として行わなければなりません。

市役所すらたまにしか行かないんだけど…
こうした手続きが苦手という方は、事前にしっかりと知識を身につけておかないと、大変なことになります。
ネットで検索すればいくらでも情報は出てくるので、勉強しておきましょう。

【生命保険営業はココがきつい】11.サボったらおしまい

【生命保険営業はココがきつい】11.サボったらおしまい

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
サボっても誰にも怒られないのがきつい!
良く晴れた昼下がり、公園のベンチ。
気持ちよさそうに寝ている営業マンを、あなたも見たことがありませんか(笑)?
生命保険営業にとっては、あの行動が命取りになってしまうみたいですよ。

フカガワ
俺の職場の近くに公園があるんだけど、いつも営業マンが寝てんだよな(笑)。
Tもサボったりすることってあるの?

T君
サボろうと思えば、めちゃめちゃサボれるよ(笑)。
でも、俺は絶対にサボらないね!

フカガワ
上司にGPSでも持たされて、どこにいるかがバレて怒られるからだろ(笑)?

T君
残念、不正解(笑)!むしろその逆なんだよ。
サボっていても、誰にも怒られたりしない。
サボるならどうぞご自由に~って感じ(笑)。

フカガワ
だったらサボればいいじゃん(笑)!

T君
違うんだよ!怒られないからこそ怖いんだって。
自分に甘えてサボりまくってたら、あっという間に数字も落ちてくるからな。

フカガワ
確かにそうか!
でも自分に甘えずに頑張り続けるのって、大変そうだな~。

T君
でも寝てる間に稼げるお金が逃げてってると考えるとさ(笑)。
じっとはしてらんないよ。
公園や社用車内でのサボりは、ある意味営業マンの醍醐味でもあると思っていました(笑)。
でも生保の営業マンにとっては、まったく魅力的ではなかったようですね。

営業ってサボれるんじゃないのかよ…
“営業=自由時間が多い”と考えていた方は、生命保険の営業に手を出さない方がいいです。
自らを律して働ける方にこそ、生命保険の営業はピッタリの仕事と言えるでしょう。

【生命保険営業はココがきつい】まとめ

【生命保険営業はココがきつい】まとめ

現役の生命保険営業が語るきつい仕事
生命保険の営業は稼げるだけきついことが多い!
最後までご覧いただいて、生命保険営業のきつさは伝わったでしょうか?
確かに数千万円単位の年収が得られる仕事ではありますが、その裏で大変な努力と我慢が要される仕事でもありましたね。
根っからの仕事人間という方にはおすすめできます。
しかし、11の理由の内どれかひとつでも「無理かも」と感じた方は、生命保険とは別の営業を目指した方がいいでしょう。
本記事では生命保険営業として活躍するT君に、現役ならではの生々しい情報を聞くことができました。
ここにある情報は、正直どれも教科書レベルの貴重な情報だと思います!
本記事を読んでも尚、「生命保険の営業マンを目指そう」と感じているあなた。
その転職が成功することを、心から願っています。

フカガワ
最後に、今回は急な取材に協力してくれてありがとう!
おかげで最高の記事が書けそうだよ!

T君
いろいろきつい仕事について語らせてもらったけど、やりがいがあるのは間違いないよ。

フカガワ
確かにTの話を聞いてたら、きつそうだな~と俺でも思った。
でも、お前楽しそうに話してたもんな(笑)。
仕事が充実してんだろうな~って伝わってきたよ。

T君
そうか(笑)?
そいえばフカガワさ、そろそろ保険の見直しがぁ…

フカガワ
こんな時間から商談しようとすんな(笑)!
どこまでも生命保険営業マンなT君なのでした(笑)。
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