女性の管理職が少ない理由とは

 

管理職を目指したいけど、女性の割合が少なすぎて不安。
女性が少ないことに何か理由ってあるんだろうか?
このように感じている方って、沢山いらっしゃるんじゃないでしょうか?
もしかすると、「自社内に女性管理職がいないから相談もできない」と悩んでいるかもしれませんね。
ちなみに僕の働いている会社でも、女性管理職ってかなり少ないです。
(課長相当職以上4名中、女性1名。役員4名中0名。)
この“女性管理職少なすぎる問題”は、あなたや僕の周りだけの話ではありません。
帝国データバンクによる調査で、全体に占める女性管理職の割合はたったの平均7.5%となっているからです。
なぜ、こんなにも女性の管理職は少ないのか?
本記事では女性管理職ならではのメリットデメリットを紹介しながら、その理由について探っていきたいと思います!
これから管理職を目指そうとしている女性はもちろん、将来的に目指しているという方も必見です。
本記事で解決できること
・女性管理職ならではのメリット・デメリットが分かる
・管理職になるにあたっての心の準備ができる
・管理職に就いたらどんな現実が待っているかイメージできる
※本記事は女性の管理職に関する情報を扱っている記事です。
※記事の内容は、筆者の経験やWEBサイトの情報を基に構成しています。
こんな方におすすめの記事
  • 管理職を目指している女性
  • 管理職に挑戦しようか悩んでいる女性
  • 女性管理職に関する情報がなく困っている方
  • 予め管理職の悩みや葛藤を知っておきたい女性

 

女性が管理職になって感じたメリット

女性が管理職になって感じたメリット

女性の管理職が少ない理由ってなに?
お給料アップ以外にもメリットはたくさんあります!
本記事では女性管理職少ない理由を探っていく訳ですが、いきなりネガティブな情報ばかりでは気がめいっちゃいますよね(笑)。
ということで、まずはモチベーションを上げるためにメリットから紹介していきます!
ちなみにこれから紹介するのは、全て実際に女性管理職として働いている方々の声です。
僕の個人的な考えではないので、絶対に参考になるものがありますよ!
女性管理職が感じるメリット
  • 自身が成長できた
  • 自らの裁量で進められる仕事が増えた
  • 給料が上がった
  • 社内政治で強い立場になれた
  • 平社員とは異なる部分が見えた

 

自身が成長できた

管理職として働き始めれば、今までに経験してこなかった仕事をすることもあります。

ときには会社の方向性を決定するような、重要な仕事に携わることもあるでしょう。

 

もちろんプレッシャーもあるでしょうが、それ以上に成長できることに充実感を感じている女性が多いようです。

そもそも管理職を目指す方は、男女問わず仕事に対するモチベーションが高いと言えます。

だからこそ、管理職のプレッシャーも楽しみへと変換ができるのかもしれませんね!

自らの裁量で進められる仕事が増えた

管理職に就けば、自分の下で働く部下に指示を出すことも増えます。

つまり仕事を与えられる立場から、与える立場になるということでもある訳です。

 

また、自分自身の仕事にも変化があります。

平社員の場合は、ほとんどが組織内のルールに沿って仕事を進めていくはずです。

ところが管理職となればルールにない仕事も増えるので、自らの裁量で進められることになります。

 

言うなれば、働きやすい環境を自分で作れてしまう訳です!

 

ちなみに僕はリーダーとして働いていますが、昔、先輩に言われました。

「自分がトップになれば働きやすい環境なんて作り放題だぜ!」と(笑)。

給料が上がった

これは言うまでもないでしょう。

管理職につけば役職手当なども相まって、お給料がアップしていきます。

 

人によっては、これをモチベーションとしている場合もあるでしょう。

 

ただしお金のことばかりに気を取られるのは要注意!

部下の管理をないがしろにすれば、せっかくの管理職も意味がなくなってしまいますからね(笑)。

バランス重視でいきましょう!

社内政治で強い立場になれた

ザ・組織って感じの話じゃないですか(笑)?

要するに、管理職に就けば社内での発言力が強まるってことです。

 

それまでは上司や役員に言われるがままに働いていたのが、ガラッと変わります。

あなたの発言で、社内のシステムが大きく変わることもあるでしょう。

 

もちろん、職権乱用は禁物ですよ(笑)!

平社員とは異なる部分が見えた

当たり前の話ですが、管理職に就けば社内の機密情報に触れる機会も増えます。

場合によっては、会社の経営状況などに触れることもあるでしょう。

 

こうした機密情報は、平社員として働いている内は知りえないものばかり。

そんな特別感に、管理職としてのやりがいを見出している方もいるようです。

 

ただし機密情報を扱うからこそ、情報管理は超重要!

僕も会社のPCデータを部下に見られたら、も~おしまいです(怖)!

管理職として働く女性が感じるデメリット

管理職として働く女性が感じるデメリット

女性の管理職が少ない理由ってなに?
心身ともに負担は増えがちです!
さて、モチベーションも上がったところで…
そろそろデメリットについても触れていきましょう!
管理職として活躍する女性たちは、どのようなデメリットを感じているのでしょうか?
女性管理職が感じるデメリット
  • 責任が以前よりも重くなった
  • 面倒な仕事が増加した
  • 残業する時間が増えた
  • できて当然という扱いを受ける
  • 相談できる相手がいない
  • 上と下からのプレッシャー

 

責任が以前よりも重くなった

管理職と言えば、最終的に決断を下す立場でもあります。

部下はあなたの決断によって動くので、その責任も重大です。

 

決断によってもたらされる影響が社内のみであれば、まだいいかもしれません。

しかし場合によっては、お客様や取引先などに影響を及ぼす可能性もあるはず。

 

平社員時代にはなかった、重い責任があなたを襲うこととなります。

面倒な仕事が増加した

平社員であれば、やることは自分の仕事だけ。

与えられた仕事をこなしていれば、誰にも迷惑はかけません。

 

ところが管理職の場合は、自分の仕事だけをしている訳にはいきません。

部下がトラブルを起こせば対応しなければなりませんし、経営陣から宿題を与えられることもあるでしょう。

 

これも管理職のやりがいと考えられる方はいいですが、そうじゃない方が多いと思います。

人の上に立つということは、いいことばかりじゃないということですね。

残業する時間が増えた

僕も管理職なので分かるんですが、部下が抱えている仕事量を上司は把握しているものです。

だからこそ、「これも任せたら残業になりそう」という判断もできます。

 

管理職についている人だって人間です。

残業が発生すると分かっているのに、無理やり任せるようなことはそうしません。

 

その場合、誰がフォローをするのか?

そう、他ならぬ自分ですよね(笑)。

 

結果的に自分の残業時間が過度に増加したという人はたくさんいます。

ちなみに僕も、連日残業が続いちゃう時期もあったり…(笑)。

できて当然という扱いを受ける

あなたの周りにも、“なんでもできる上司”っていませんか?

 

例えば、ウェブ関係の質問をすると何でも答えてくれる上司。

「上司なんだから分かって当たり前」と思っているかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

分からないあなたの代わりに、調べてあげているだけかもしれませんよね。

 

管理職になると、こういった“できて当然”という扱いを受けます。

僕も制作リーダーなのに、商品の金額を聞かれたことがあったっけ(笑)。

相談できる相手がいない

冒頭でも触れたように、今の日本はとにかく女性管理職が少ないです。

あなたの社内には、何人の女性管理職がいるでしょうか?

きっと数える程度、あるいはゼロって人がほとんどだと思います。

 

この状況が何をもたらすのか?

あなたが管理職に就いた際に、相談相手がいない状況をもたらします。

 

男性には相談しにくい悩みも、きっと出てくると思います。

そんな時に頼れる存在がいないことは、心細いかもしれませんね。

上と下からのプレッシャー

いわゆる中間管理職の場合、経営陣と部下との間で板挟みにあいます。

売上向上のためにノルマを吊り上げたい経営陣と、そんなノルマ無理だよと嘆く部下との間に挟まれるって感じです。

 

どちらか一方に良い顔をする訳にもいかないので、選択をしなければなりません。

このプレッシャーは、言葉にはできないものがあります。

 

まさに中間管理職である僕も、これを痛感する毎日を過ごしていますからね(笑)。

女性の管理職が少ない理由

女性の管理職が少ない理由

女性の管理職が少ない理由ってなに?
女性ならではの理由はそんなに多くない!
ここまで、女性管理職に就くことへのメリット・デメリットを紹介してきました。
メリットはさておき、デメリットについてはどんな印象を持たれましたか?
僕が持った印象を正直にお伝えすると…

FUKAGAWA
女性ならではの理由ってあんまりなくない!?
です。
“女性の管理職が少ないから相談相手が少ない”
これは女性の管理職特有のデメリットだと思います。
でも、それ以外の…
女性管理職が感じるデメリット
  • 責任が以前よりも重くなった
  • 面倒な仕事が増加した
  • 残業する時間が増えた
  • できて当然という扱いを受ける
  • 上と下からのプレッシャー

 

これらは、“女性だから”って理由ではないと思います。

 

男性の管理職だって、上記と同じ悩みは抱えていますからね。

もちろん僕も、その中のひとりです(笑)。

 

ということで女性管理職少ない理由ですが…

イメージが先行しているだけ!だと僕は思います。

 

女性管理職に就くことのデメリットに、

『産休が取れなくなってしまう』

『勤務時間的に子育てとの両立が不可能』

など、もっと女性ならではの理由があると思っていましたが、そうではありませんでしたからね。

 

実際、僕の会社で女性管理職として働いている方は、全く業務に支障なく働かれています。

なんなら男性管理職の方よりも、頼りになることだってあるくらいです!

 

今まさに管理職を目指そうかと悩んでいる女性の皆さん!

ぜひ、チャレンジしてみて下さいね!

おすすめの記事