“コロナ禍”という言葉が、すっかり世間に浸透してきた今日この頃。僕が働いている会社も時差出勤やテレワークが定着し、かなり様変わりしたなと感じています。そんな中、久々にオフィスへ出勤してみると、若い男性営業スタッフがやたらとニヤニヤしながらパソコンの画面を眺めているではありませんか!しかも一人で何かしゃべっている!「まさか会社で“ムフフ”なサイトでも見ているのか!?」と思いきや、画面にはお客様と思しき方の顔が。オンライン商談の真っ最中でした(笑)!営業スタイルも変わっていくんだな~と感じていると、『ウェブ商談ってよく分かんないから、訪問行ってくるわ!』なんて方も。“よく分からないからオンライン商談に手を出さない”というそこのあなた!そのまま放っておくと、大変なことになるかもしれませんよ。本記事では、なぜオンライン商談が重要なのか?どうしたらオンライン商談に強くなれるのかについて、求人のプロである僕が詳しく解説したいと思います。
2020年はオンライン商談元年
ひと昔前といっても、そう遠くない話です。
新型コロナウイルス感染症が爆発的に流行するまでは、何をするにも対面で行うのが当たり前でしたよね。
営業でいえば、お客様のもとへ伺う訪問活動や商談が最たるものでしょうか。
では現在はどうなっているのか?
これは僕の身の回りで起きていることですが、社内では営業の訪問活動を禁止していますし、反対にお客様から訪問をお断りされるケースもあるようです。
“以前のように”とはいかない状況って感じですかね。
そこで登場してきたのがオンライン商談です。(ウェブ商談と呼ばれることもあるみたい)
対面じゃなくてもよくて、場所も選ばないし移動の時間も必要ない。
インターネットが普及した現代には、もってこいのツールだと思います。
ところが今まで営業と言えば“足で稼ぐ”、という考え方で働いてきた世代にとっては、これは中々受け入れられにくいようです。
「今まで訪問してたんだから」とか、「オンラインってよく分からん」など理由は様々。
長いキャリアを積んできたからこそ、自分の営業手法には自信があるのも分かりますし、今さら変えたくないというのも分かります。
でも、もしも長い付き合いのお得意先に、「今度からオンライン商談でお願いできるかな?」と言われたらどうしますか?
担当するお客さんに「このご時世、訪問はちょっと…ねぇ」と言われたら?
そのままオンライン商談を食わず嫌いしていると、大変なことになりますよ!
間もなくオンライン世代が登場します!
ちょっと頭を切り替えて、あなたが就職活動をしていた時のことを思い出してみて下さい。
企業説明会にOB・OG訪問、個人・集団面接に内定式は、どのように行っていましたか?
きっと多くの方の答えは、“対面”で共通していると思います。
もちろん僕もそうでした。
では、現在の就職活動に目を向けてみましょう。
合同企業説明会や企業訪問は軒並み中止、面接はおろか内定式すら開催できず。
中には入社したにも関わらず、数ヶ月間は出社すらしていないなんて方もいます。
ではこの期間中、彼・彼女らは、一体どこで何をしていたのでしょうか。
もちろん寝ていた訳ではありません。
オンライン説明会にオンライン面接、オンライン入社式など、全てを家にいながらにしてこなしていたんですよね。
何が言いたいかというと、社会人デビューする前からオンラインツールに慣れている世代が、もう間もなく当たり前になってくるということです。
そして彼・彼女らと同じオフィスで働くことになったら、あなたの立場はぁ、、、どうなるかは言わずもがなですね!
アナログ営業とデジタル営業。強いのはどっち?
はい、言うまでもありませんね。デジタル営業が圧倒的に強くなっていくでしょう。
オンラインツール慣れしている世代は、技術を駆使しながら台頭してくるはずです。
慣れているということは、それだけ柔軟な対応ができることにもなります。
例えばオンライン商談中、突然回線が切れてしまったとしましょう。
昔ながらのアナログ営業さんは、きっとあたふたしてしまうのではないでしょうか。
「いきなり画面消えたぞ!」「これどうすればいいだよ!」ってな感じでね。
一方、オンライン商談に順応しているデジタル営業さんはというと、すぐに回線を繋ぎ直して、何事もなかったかのように商談に戻っていくはずです。
この差って、めちゃめちゃ大きいと思いませんか?重要な商談であればあるほど、両者の差は開いていくと僕は思います。
ではデジタル世代に差をつけられないために、どんなことをしておけばいいのでしょうか。
百聞は一見に如かず!まずは触れることから!
なにをするべきかと言うと、このブログを見るよりも、実際にウェブカメラやインカムをはじめとした、オンライン商談で使用するツールに触れるべきです。
こればっかりはどれだけ分かりやすい文章で伝えたとしても、やってみないことには分からないですからね。
Webカメラもインカムもそんなに高くはないので、自前で用意してみるのもアリだと思います。
またオンライン飲み会などでも話題になった「Zoom(ズーム)ミーティング」は、誰でも気軽に利用できますし、有名どころで言えば「ベルフェイス(bell face)」などもありますよね。
家族や友人、会社の同僚などを誘って、実際に使ってみましょう。
もちろんこれらは全て、あなたが今見つめているパソコンやスマホで簡単に利用できます。
こうしている内にも、どんどん差は開いていっていますよ!
思い立ったが吉日。スグに始めましょう!
時代と一緒に変化することが大切
いかがだったでしょうか?
今回は営業のオンライン商談という、ホットな話題についてお話させて頂きました。
コロナウイルスが流行し始めてからというもの、僕たちの生活は一変してしまいました。
「あの頃は…」なんて過去のことをうらやんでいる方もいるかもしれません。
でも、僕は思うんです。
「過去のことを思っても取り返せないなら、新しいことを取り入れるべきだ」って。
もしも「オンライン商談なんて…」と思っていた方がこの記事を読んで、少しでもポジティブに捉えられるようになって頂けていたら幸いです。
時代と一緒に変化して、強く生き残れる営業スタッフを目指していきましょう!