コロナウイルスの影響が、僕の携わる求人の世界にも出ていることは言うまでもありません。そんな中、日本中の企業がこぞって取り入れ始めているのが『WEB面接』です。しかし、コロナウイルスが流行するまでは実施する企業は少なく、企業も求職者も不慣れな部分があることは否定できません。だからこそ僕は、『WEB面接を攻略すれば、他と差がつくんじゃないか?』と考えました。リクルートのトップ制作マンであり、日々、企業の採用担当者とやり取りをしている僕が、あなたにとっておきの攻略法をお伝えします!
WEB面接って攻略しなきゃダメ?
答えは『Yes』です。よく考えてみてください。
国の緊急事態宣言に始まり、各都道府県知事からも外出自粛要請が出るなど、今は人と人が直に接することがタブー視されていますよね?
これまでの面接はどうでしょう。個室に案内され面接官と1対1、あるいは複数人が密集することになります。
面接官の立場になってみれば、こんな大変な時期に、誰かと個室にこもりたいはずもありません。
企業はこれを避けるために、これまでの対面での面接からウェブ面接へと切り替え始めているのです。
これは、あなたがどんなに仕事ができる有能な人材であったとしても、WEB面接ができなければ、アピールするチャンスすら訪れないということです。
リクルートの求人にはシーズンに合わせた特集が組まれるのですが、今は『WEB面接をしている会社特集』なんてものがあるほど浸透し始めています。
つまり、今はWEB面接ができること自体が大きなスキルと判断されているんです。
ここを攻略すれば、『有能だけどWEB面接ができない人』に差をつけることだって可能になります!
日本中が初心者です!だからこそチャンスがある!
ウェブ面接の重要性はお分かり頂けたかと思います。
でも一方で、『やったことがないから、進め方が分からない!』という方もいらっしゃるはずです。
ここが大きな分かれ道。
『やっぱりなんか面倒くさそう』と思って何も対策を取らなければ、面接の機会が訪れる希望はかなり薄くなっていきます。
そもそもウェブ面接自体が、コロナウイルスの影響で普及し始めたものです。
これまでほとんどの企業は導入しておらず、求職者も含めた日本中が初心者と考えましょう。
これはライバルたちに差をつけるチャンスであることも忘れてはいけません!
では、WEB面接を受けるにあたり、どんな準備をしておく必要があるのでしょうか。
スマホがあれば大丈夫!
コロナウイルスの影響で在宅勤務、いわゆるテレワークが始まりだした頃のこと。
よく夕方のニュースで、カメラやマイク、パソコンの導入に四苦八苦している映像が流れていましたよね。
これも『なんか面倒くさそう』というイメージの一因になってしまったように思いますが、どうかご安心ください。
あんなカメラやマイク内臓のパソコンは必要ありません!!!
なぜかというとウェブ面接でよく使用されるのが、LINE通話やベルフェイス、チームスやZOOMをはじめとしたテレビ会議ができるアプリだからです。
これを使用するために機材を用意したり、難しい配線を組んだりする必要はありません。
『スマホ』って、持っていらっしゃいますか?
おそらくほとんどの方がお持ちだと思いますが、そのスマホにアプリをインストールしてください。
はい!準備完了しました!これだけです!
なんなら対面で行う面接のためにかける時間よりも、短く済んでしまいますよね。
肝心の使い方ですが、今は便利な時代になりました。
ネットで検索をすれば、いくらでも出てきます。
というよりは、WEB面接を実施している企業であれば、使用方法の案内も一緒にあるはずです。
さぁ、準備は整いました。あとは面接に挑むだけですが、ここでもウェブ面接ならではの攻略法があるので紹介します。
ウェブ面接攻略法6選!
電波環境を整えよう
対面ではなくインターネット上で面接を行うという特性上、良好な電波環境は備えておいて損はありません。
たまにニュースやテレビ番組で海外中継をする際に、リポーターの言葉が途中で途切れてしまったり、まだスタジオのキャスターが話しているのに突然リポーターが割り込んできたり…。
『なに言ってるのか分かんないよ!』とツッコみたくなること、ありませんか。
電波環境が悪いと、WEB面接でも同じことが起こり得ます。
お住いの地域などにもよるものですが、例えば自宅にいてもフリーWi-Fiを拾ってしまうような方は、特に注意した方がいいでしょう。
またこれは通信制限も同じことです。速度制限がかかってずっと一時停止状態、なんて落とし穴には注意が必要です。
面接前にはWi-Fiモードをオフにする。
これだけで電波環境への不安は軽減できるはずですよ。
もちろん電波環境にかかわらず、大きくはっきりとした声で話すことはお忘れなく!
身だしなみ
直接対面しない面接とは言え、身だしなみは大切です。
よくテレビで取り上げられるリモート飲み会。
画面に映る上半身はオシャレしていても、下はパジャマなんてこともあるようですが、当たり前ながら面接ではご法度と考えてください。
髪型やメイクなども対面ではないという甘えから、ついつい手を抜いてしまいそうになりますが、ライバルは完璧に整えているかもしれないと考えた方が無難です。
またこれはWEB面接特有の注意点ですが、マスクはNGです!
そもそも人と人との密接・密集・密閉を解消するために導入されている面接なので、マスクは必要ありませんからね。
家の中でわざわざマスクをしている方もいないでしょうし、女性であれば『お化粧してないのかな?』とも捉えられかねません。
事前に慣れておく
スマホがあればできるとは言っても、やはり初めのうちは戸惑うこともあるはずです。
事前に何度かアプリを実際に使用してみて、慣れておくのもよいでしょう。
相手は家族でも友人でも、誰でもOK!
自分の声がどんな風に聞こえているのか、相手の声はしっかり聞き取れるのか。
これは予習しておいて損はありませんよ!
いつもと変わらないこともあります!
『大きな声で挨拶』『自分をしっかり主張する』この2点は、ウェブ面接になっても大切なポイントになります。
むしろ対面でないため伝わりにくいことを考えると、少し大げさなくらいがベストかもしれませんね。
WEB面接の攻略でチャンスはグッと広がる
コロナウイルスの影響で、僕たちが過ごしてきた日常は大きく変わりました。
今日お伝えしてきた通りですが、就職活動においても同じことが言えます。
この変化に対応できた人こそ、少ないチャンスをものにしていけると僕は考えています。
ぜひ、皆さんには僕が伝授したWEB面接攻略法を駆使してライバルたちに差をつけ、転職を成功させてくれることを心から願っています。