皆さん、転職活動は順調に進んでいらっしゃいますか。活動を進める中で、どうしても避けて通れないものが面接です。得意という方もいれば、苦手に感じている方もいらっしゃるかと思います。今回はそんな面接について、とりわけ『本当にあった残念な面接』を聞いてきたので、紹介したいと思います。忙しい転職活動、ずっと気張っていては息苦しくなりますよね。この記事を読んで、『そんなこと本当にあるの(笑)?』と息抜きのきっかけにしてもらえればなと思います。
不快な面接の経験者は80%!
企業と求職者、お互いのことを知り合うための場として用意されるのが面接です。
求人広告に並べられた文字だけでは伝わりきらない、生の情報が仕入れられる貴重な場でもあります。
ところがそんな面接、求職者にアンケートを取ってみたところ、79.9%の人が不快な思いをしていて、『こんな会社は入りたくない』と思ったことがあると発覚しました!
では具体的にどんな理由がそうさせているのか、見てみることにしましょう。
プロ意識に欠けた面接官たち
面接で不快な思いをした方を対象に、“会社に入りたくない“と思った理由をアンケート調査してみると、『面接官の態度や言動が不快だった』というものが63%で全体の第一位!
まさかの結果に僕も驚きました。
2位の『求人情報と実際の条件が違った』が40.8%という数字からして、いかに突出した数字であるかがお分かり頂けると思います。
面接の場で不快な態度や言動?よく分からないので、実際にあったという声を紹介します。
- ずっと腕組をして、笑顔もなし。早く終わらせたそうにも見えた。/20代・女性
- 友達に話すような口調で、差別的発言も見られた。/20代女性
- ため息をつかれたり、ケンカ腰で話されたり、明らかに不採用前提の対応だった。/30代・男性
- 面接官は終始、携帯を触っていて、私の話なんか聞いていなかった。/40代・女性
- 上から目線に終始し、これまでの自分のキャリアもバカにされた。/30代・男性
これ全部、本当に求職者が経験された面接ばかりです。
とてもじゃないですが、信じられないものばかりでしたね。
面接官はある意味、企業の顔でもあります。
そんな人がこのような対応であれば、社内の人間も…と勘ぐってしまうのも無理はありません。
もしもあなたがこんな面接に出会ったときは、こちら側から願い下げしちゃいましょう。
そんな話聞いてないよー!
どなたも応募する前に必ずと言っていいほど、『給与』や『福利厚生』などの待遇をチェックすると思います。
もちろんその情報をもとに応募する・しないを決めていかれるはずです。
しかし、面接の場で事前に仕入れていた情報が覆されてしまう場合もあるみたい。
- 希望年収と企業側の提示額に大きな開きが!書類選考で落としてほしかった。/40代・男性
- 事務職の求人に応募したのに、営業なら採用できると言われた。/20代・女性
- 応募した仕事はもう満員、他ならあると言われた。/50代・男性
- 掲載している求人の情報を、面接官が把握していなかった。/30代・男性
人生の半分以上の時間を、仕事に費やすと言われている僕たち日本人。
どんな仕事であるかはもとより、どんな条件下で働くのかもすごく重要ですよね。
そういった意味では、今回の『給与に開きがある』や『職種が変更された』といったものは、どれも受け入れがたいことばかり。
限られた時間の中での転職活動ですから、いざとなったらこちらから『No』と伝える勇気も大切でしょう。
まだまだいた、ありえない面接官!
ここからは少数派ではあったものの、実際に寄せられた声をお届けしたいと思います。
- 面接官が面接を忘れて遅刻。始めてみればセクハラ発言もあった。/30代・女性
- 若くない、資格がない、家族構成など、履歴書にある情報ばかり聞かれた。/40代・男性
- 面接官に清潔感がなく、ケータイを触りながら面接された。/30代・女性
- 遠くからやって来たのに、面接は10分で終了した。/20代・女性
- 1時間を予定していた面接が5分で終了。会社を後にすると、すぐに不採用の通知が届いた。/20代・男性
などなど、面接官としてという前に、『人としてどうなの!?』というものも見られましたね。
あなたもいつ何時、こうした面接に遭遇するか分かりませんから、今のうちに心構えをしておきましょう(笑)。
面接を恐れる必要はありません!
これまで紹介してきた、信じられない面接の数々。
確かに面接官の態度や言動に問題はありましたが、それだけで会社を否定するのは少しもったいない気もしています。
実際に入社してみれば分かると思いますが、面接官と一緒に働くことなんてめったにありませんからね。
もしも面接官が直属の上司であれば、それは考えものですが…。
とにかく、『こんな面接官もいるんだなぁ』という感じで頭の片隅に入れておいてください。
いざ遭遇したときは、あなたが面接官を面接してあげるくらいの気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか。
きっと緊張もほぐれて、リラックスして取り組めると思います。
もちろん、出会わないことが一番ですが!!!