稼ぐシニアになりたい方必見!求人のプロによる徹底解説

とどまることを知らない日本の少子高齢化。シニアと呼ばれる世代が増加し続けています。また医療技術の発達に伴い、単にシニアといっても“元気な”シニアが多く、『生涯現役』『孫にあげるプレゼントのために働いて稼ぎたい』といった声が高まっているんです。しかしながら年齢を理由に、採用されにくいケースも多いのが現実。では実際に現役で働くシニアの皆さんは、どんな場所で、どんな働き方をしながら稼いでいるのでしょうか。これは今まさにシニア世代という方はもちろん、僕ら現役世代にとってもいつかは訪れる無視できない問題です。どんなことも『備えあれば憂いなし』。今のうちに情報をキャッチしておいて、損はないはずですよ!

なんでシニアは『働きたい』『稼ぎたい』のか?

なんでシニアは『働きたい』『稼ぎたい』のか?

そもそも論になってしまいますが、どうしてシニア世代は働きたい、あるいは稼ぎたいと思うのでしょうか。

実際にアンケート調査を行ってみると、その答えはいたって単純。

 

『働く(or稼ぐ)のが当たり前だと思うから』

 

この回答が最も多かったです。

どうして?とか、なんで?とか、そんな回りくどい考え方はそこにはなく、とてもシンプルな理由でしたね。

確かに僕らの大先輩であるシニア世代は、僕ら以上に働き稼いできた世代です。

定年を迎えて退職し、いきなり時間にゆとりができても、戸惑ってしまうのかもしれません。

 

次によく聞かれたのが、『家計・生計のため』。

僕らの世代はそもそも、年金がもらえるかどうかすら不安な状態です。

それが年金を受給している今のシニア世代ですら、家計・生計のためとは…。

おじいちゃん・おばあちゃんにも、孫のためにプレゼントを買ってやりたいとか、いろいろあるんでしょうかねぇ…。

老後2000万円問題なんて言葉もよく聞かれましたが、思っている以上に危機感を持たないといけないのかもしれませんね。

 

以降は、『自由に使えるお金を得るため』や『健康維持のため』、『社会や人との繋がりを実感するため』といった理由が続きました。

シニアの方々が働きたい・収入を得たいと考えるのは、実に様々な理由があることが分かりました。

でも定年を迎えたばかりの世代です。

まさか正社員として働いている訳ではないはず。

次は、シニアの皆さんがどんな働き方をしているのか?について探っていきたいと思います。

フルタイムで働きながら収入を得ているシニアは約3

フルタイムで働きながら収入を得ているシニアは約3割

多くの企業が定年を65歳に設定しているということで、60代を前半と後半に分けて数字を見てみましょう。

 

まずは60代前半です。

この段階で正社員として働きながら稼いでいる人は、全体のおよそ33%。

まだ定年を迎える前という方が多いためか、そこまで少ないという印象はありませんね。

一方アルバイト・パートとして働く方の割合は、41%でした。

 

そして60代後半。

正社員として生計を立てている人は…、約19%まで落ち込みます。

それと反比例するように、アルバイト・パートとして生活費を稼いでいる人は51%に増加。

やはり定年を機に正社員としてのフルタイム勤務からは離れたものの、時間や体力に余裕をもって働けるアルバイト・パートとして働く方は多いようです。

 

シニア世代が現役を退いても働き続けていることは、数字でもはっきりしました。

それにしてもみなさん、どんなことを求めて働いているのでしょうか。

経験を活かしたい男、自由を求める女。

経験を活かしたい男、自由を求める女。

ここからは、男女別『理想の働き方』をランキング形式で見ていきたいと思います。

 

まずは男性の第1位。

『自分の経験や知識を活かして働く(or稼ぐ)』が最も支持されました。

これまで働いてきたプライドや見栄が見え隠れしますが、これも男性ならではの結果かもしれませんね。

一方で女性の第1位はというと、『パートタイムで自由に働く(or稼ぐ)』が多くの支持を集めました。

男性のそれとは、まるで反対の結果になりましたね。

ここで面白いのが23位と、男女ともに同じ理由がランクインしていることです。

2位は『給与は少なくてものんびり働きたい』、3位は『自分の趣味を活かした職業につく』。

1位こそ違いはあったものの、両者には『のんびり社会貢献しながら働きたい』という思いが強いことが分かりました。

ある調査では、『60歳以上の半数がボランティア活動を行っている』とするデータもあるそうです。

 

働く“意思”も“やる気”もあるシニア。

一体どんなところで働くのがピッタリなんでしょうか。

働きたい!稼ぎたい!シニアが働くべき仕事6

働きたい!稼ぎたい!シニアが働くべき仕事6選

僕なりにシニア世代が働けて、かつちゃんと稼げるとしたら、こんな場所がおすすめできそうだなというところを選んでみました。

 

  • タクシードライバー

未経験でも始められるタクシードライバー。

気楽に始められますし、長年生きてきて身についた『土地勘』だって活かせるかもしれませんよ。

 

  • 早朝品出しスタッフ

これは完全に僕のイメージですが、シニアの皆さんって朝早くないですか?

せっかく早い時間帯に活動をスタートさせているなら、社会とのかかわりを持つ時間にかえて、ついでに収入も得てみませんか?

健康維持にもおすすめです!

 

  • 警備スタッフ

なんといっても力仕事がないことが一番のメリットです。

実際、たくさんのシニア世代が活躍しているので、仲間ができるかもしれませんよ。

場所にもよりますが座っていることがほとんどだったりするので、無理なく社会貢献と収入の両立ができるでしょう。

 

  • 居酒屋の仕込み

居酒屋は夕方以降が本番ですから、仕込みはそれまでに完了します。

女性であれば、夕飯を支度するまでのスキマ時間を上手く活用できるんじゃないでしょうか。

家でする料理はサービスですが、お店でやればお金だってもらえますし!

 

  • ソーイングスタッフ

洋裁和裁を学校で習ったであろうシニア世代の皆さん。

まだまだその腕に自信があるという方は、一度挑戦してみる価値ありです!

 

  • お掃除スタッフ

自宅でもやっている経験を活かすとしたら、やっぱりこれでしょう!

日常生活でやっていることが仕事になって、社会貢献もできるし収入も得られる。

一石二鳥どころか、三鳥、四鳥!

誰だって生涯現役!ずっと働けるし稼げる時代!

誰だって生涯現役!ずっと働けるし稼げる時代!

生涯現役を望むシニア世代が多い分、それを受け入れる企業もたくさんあります。

冒頭では“年齢を理由に採用されにくい”なんてことも書きましたが、必ずしもそうという訳ではありません。

僕もよく仕事で制作する原稿に『シニア活躍中』とか、『シニア応援』って書いてますからね。

シニアを必要としている企業って、たくさんあるんだなぁと感じています。

シニアの皆さんも、これからという世代の皆さんも。

選択肢はいくらでもありますから、それぞれの目的に合った場所を選んでいきましょう!

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