セールスドライバーと営業の違い。
結論からお伝えすると、セールスドライバーはゼネラリスト、営業はスペシャリストと言えます。
っていきなり横文字を並べられても訳わかんないですよね(汗)。
ゼネラリストを僕なりの解釈でお伝えすると、広く浅く何でもこなせる便利屋さん。
一方スペシャリストはその名の通り、ひとつのことに長けた専門家って感じですかね。
求人を探していると、「結局どっちがどっちなんだ?」って迷うこともあると思います。
そこで本記事では、物流業界で働くセールスドライバーと営業の違いを具体的に説明させて頂くことにしましょう!
毎日求人原稿を作っている僕が、あなたの悩みをスッキリ解決して差し上げますよ♪
今回はせっかくなので、物流業界で目立たないながらも活躍している、『運行管理』と『システム開発』についてもご紹介します。
興味のある方は、ぜひ最後までご覧になって下さいね!!!
走る広告塔『セールスドライバー』
“セールス=営業”と“ドライバー=運転手”を組み合わせた仕事がセールスドライバーです。
文字の並びからして、やることっておおよそは予想がつくと思います。
営業しながら配達もするんでしょ?って感じですよね(笑)。
まぁ極論を言ってしまえばそうなんですが、ここはもう少し僕にお付き合いください。
セールスドライバーが通常のドライバーと大きく異なるのは、お客様との関わり方です。
僕の友人に長距離ドライバーがいるのですが、彼が言うには、ただのドライバーと配達先の人との関係性はとても希薄なんだとか。
ひどい会社だと、配達のために乗ってきたトラックなのに、『なんだよこれ邪魔だなぁ!』みたいな対応をされるらしいです(悲)。
良くも悪くも、運び運ばれるだけのお付き合いって感じみたいですよ。
なんかこれ…、味気ないですよね?
あんまり人と関わりたくないって人にはいいのかもしれないけど、なんだかモヤモヤ。
そんな時にオススメなのが、セールスドライバーです。
冒頭でお話しした通り、営業としての側面を持ち合わせていることが最大の違い。
配達先ではお客様に荷物を運ぶのみでなく、新しい商品やサービスを提案する役目を担っています。
ある程度の商品知識やコミュニケーション能力が求められるでしょう。
お客様から見たときも、ガッツリ営業マンという訳ではないので、比較的話しやすいんじゃないかと思います。
誰でもそうだと思うんですが、営業さんが目の前にいると、『なにか買わされるんじゃないか?』って身構えちゃいますからね。
ここからは僕の考えるセールスドライバーとして働くメリットをお伝えします。
一番の魅力はドライバーと営業の両者を兼ねることで、気分転換しながら働けることだと言えるでしょう。
営業だけってなると、やっぱり毎日のように数字に追われたりなんかして、しかもそれが続くとなれば疲れちゃうと思うんですよね。
でもドライバー業務があることで、気持ちを入れ替えながら働けると思いませんか?
社内でも社外でも、ちょうどいい距離感を保ちながら働ける。
これはセールスドライバーとして働くなら、ぜひとも味わって頂きたい醍醐味です。
僕がセールスドライバーを、“広く浅く何でもこなせる便利屋さん”と名付けた理由、少しはお分かり頂けましたか!?
対人スキルが試される『営業』
営業って一口に言っても、いろんな営業がありますよね。
相手にするのが個人か法人かによっても変わってくるでしょうし、営業スタイルだって「新規開拓」「既存ルート」「反響型」など様々です。
では、物流業界で働く営業さんはどこに該当してくるのでしょうか?
まずは取引先ですが、これは大多数が法人と言ってよいでしょう。
次いで営業スタイルについては、新規開拓&既存ルートのパターンが多いように感じています。
求められるスキルとしては、お客様に最適は商品やサービスを提案できるだけの能力です。
窓口となるのは担当者という名の個人であったとしても、動かしているのは企業単位になるわけですからね。
中途半端な情報提供や対応は、信頼を失いかねない危険行為です。
セールスドライバーとの最大の違いは、営業に特化した仕事であるということです。
もちろん数字にもバッキバキに追いかけられることになります。
厳しい言い方をすれば、結果が全ての世界です。
僕の後輩にも某自動車ディーラーで営業として活躍している子がいますが、正直かなりしんどそうです。
唯一の楽しみは、会社から解放されて食べるランチと言ってました(笑)。
結局どっちがオススメなの?
セールスドライバーと営業の違いはこれでお分かり頂けたかと思います。
何となくここまでの流れでうすうす気がついていると思いますが、僕がオススメするのはセールスドライバーです!
単純に心理的負荷が営業に比べて大きくないというのもあるんですが、それ以上にあの働き方に魅力があると言えます。
さらにドライバーでありながら営業でもあるので、給与にインセンティブが発生してくるんですよね。
これはただの配達ドライバーにはない、ならではのメリットと言えます。
もちろんバリバリ数字を積み上げて、ガッツリ稼ぎまくりたいぜ!って人は、じゃんじゃん営業にチャレンジしちゃってください(笑)。
でも、“二兎を追って二兎とも得たい”という欲張りさんは、ぜひ、働きやすさと収入のどちらも手に入れられるセールスドライバーに挑戦してみてはいかがでしょうか!?
おまけ① 物流業界の司令塔『運行管理』
営業やセールスドライバーが活躍する場所を表舞台と言うならば、運行管理が活躍するのは裏舞台になります。
物流業界は、いつだって時間との戦いです。
いつ、どこに、何時までに届けるのか?これを徹底的に管理しているのが運行管理。
僕たちの日常のワンシーンでいくと、荷物の配達なんかも運行管理者が活躍しています。
最近の宅配便は便利なもので、日付指定や時間指定ができますよね。
予定通りに荷物が届くのは、僕らが送った情報をもとに、しっかりとスケジュール管理をしてくれているからなんです。
ご覧の通り、運行管理者は物流業界の中でも重要なポジションを担っています。
責任感のある仕事をしたい!という方は、一度検討してみては!?
おまけ② 物流業界に革命をもたらす『システム開発』
物流で“システム開発”って、あんまりイメージがないかもしれませんが、実は超重要なんです!
物流業界では、一日に膨大な数の荷物をあちらこちらへと運んでいますよね。
とくに2020年はコロナウイルスの影響もあって、物流はパンク状態。
あれだけ大量の荷物を扱っていたら、一つくらい紛失しそうだ…って思っちゃいませんか?
でも僕たちの荷物は紛失されることなく、確実に毎回届きますよね。
これこそが、システム開発者のおかげなんです。
このシステムが向上すればするほど、低コストかつ高サービスの実現が可能になると言われています。
だからこそ今、システム開発者は激アツなんです!
これからさらに物流の需要が増加することが見込まれていますからね。
目立たないけど活躍したい!そんな縁の下の力持ちタイプにはピッタリでしょう。
物流の未来は明るい!
本記事ではセールスドライバーと営業の違いについて、メインにご紹介してきました。
新型感染症によって様々な業界がダメージを負うなか、その流れに逆行しているのが物流業界です。
どんな職種であったとしても、きっと明るい未来が待っていることでしょう!
あなたにピッタリなのはセールスドライバーだったでしょうか?
それとも営業だったでしょう?
ぜひ、本記事が最善の選択をする手助けになっていればと思います。