会社経営破綻をする時は、必ず前兆があります。

 

ある日会社へ行ったら倒産していた…!
なんて話もたまに聞きますが、これは前兆を感じ取れていなかっただけなんです。
もしもこんなことがあなたの身に起これば、いきなり無職になることに。
会社が潰れてから仕事を探し始めたのでは遅すぎます。
本記事で取り上げる17の前兆のうち、3つ以上当てはまるものがあった場合は転職を考え始めるタイミングかもしれません。
ある日とつぜん職を失って路頭に迷うことがないよう、しっかり経営破綻の前兆を掴んでおきましょう!
本記事で解決できること
・会社が倒産する前に転職活動をスタートできる
・いきなり会社が潰れて無職になることを防げる
・経営破綻への不安から解放される
※本記事は所属する会社の経営状況に不安がある方向けの内容となっています。
※本記事はウェブサイトや口コミサイトの情報を基に構成しています。予めご了承下さい。
こんな方におすすめです!
  • 会社の経営が上手くいっていない気がしている方
  • やたらと退職者が増えている職場で働いている方
  • なんとなく会社の業績が落ちていると感じている方
  • 会社の将来を不安に思っている方

 

会社が経営破綻する17の前兆に当てはまったら転職を考えよう!

会社が経営破綻する17の前兆がこれ!当てはまったらヤバイ!

会社が経営破綻する17の前兆
「ある日突然」なんてありません!
2021年になっても、新型コロナウイルスの影響により業績が悪化し続けている企業はたくさんありますよね。
ひとたびテレビを見れば、『有名飲食チェーンが店舗閉鎖』『業界大手が自社ビル売却』などのニュースが飛び込んでくる毎日です。
そんな現実を目の当たりにしていると、

俺の会社も経営破綻するんじゃ…!

私の会社が潰れたらどうしよう…!
なんて不安にかられる方が出てきていると思います。
不安に思うことは、悪いことではありません。
むしろしっかりとリスク管理ができている証拠です。
しかし「どうしよう?」という漠然とした不安を抱えた状態は、いただけません。
会社が倒産する前には必ず前兆があるものです。
不安が漠然としているのは、この前兆を理解できていないから。
本記事では求人のプロとして働く僕が、倒産が迫っている会社前兆を詳しく解説させて頂きます!
ちなみにですが…
設立から10年以内に経営破綻する会社は、全体の90%を占めているってご存知でしたか?
つまり働いている会社が潰れるということは、他人事ではないということです!

会社が経営破綻する前兆 1.ボーナス(賞与)がなくなった

会社が経営破綻する前兆 1.ボーナス(賞与)がなくなった

会社が経営破綻する17の前兆
利益が出ていない何よりの証拠!
これは説明するまでもないと思います。
会社として利益が出ていなければ、社員にボーナスを払っている余裕なんてありませんからね。
また、ボーナスが出ていたとしても…

なんか今回のボーナス減ってない!?
という場合は注意が必要です。
そして当たり前の話ですが、

毎月のお給料が減っている!
なんて時も経営破綻を疑いましょう。

会社が経営破綻する前兆 2.経理担当者の退職

会社が経営破綻する前兆 2.経理担当者の退職

会社が経営破綻する17の前兆
業績を知り尽くした経理の退職は赤信号!
多くの中小企業における経理部門の社員は、会社の業績を社長並みに把握しています。
だからこそ、社内の誰よりも早い段階で退職に踏み切ることができるという訳です。

経理の○○さん、変なタイミングで退職していったわね…。
経理部門で働いている社員が突然退職した時は、経営破綻を疑う余地があるでしょう。
数字のプロである人材が、会社に見切りをつけた可能性があります!

会社が経営破綻する前兆 3.社内イベントの中止

会社が経営破綻する前兆 3.社内イベントの中止

会社が経営破綻する17の前兆
イベントは真っ先に中止される!
これも深く考えなくても伝わると思います。
経営が厳しいのに、イベントを開催している場合ではありませんからね(笑)。
社員旅行や忘年会などの社内イベントは、真っ先に経費削減対象としてあがってくるでしょう。

そういえば今年って忘年会ないのかな?
毎年広報されるタイミングになっても情報が発信されない場合は、要注意です。
また、イベントを担当している部署に中止の理由を聞いてみるのもありだと思います。

会社が経営破綻する前兆 4.役員会議の増加

会社が経営破綻する前兆 4.役員会議の増加

会社が経営破綻する17の前兆
役員会議の増加は重要なことが起こる前兆!
あなたの会社でも、役員会議が定例で行われていると思います。
会社の経営を担う人たちの会議な訳ですから、今後の経営戦略など重要な話がされているはず。

今週だけで役員会議ありすぎだろ…。
例えばいつもは週1回なのに複数回になった場合は、社内で何かが起こっている可能性があります。
もちろん倒産ではないにしても、大きな変革が迫っているかもしれませんよ!

会社が経営破綻する前兆 5.評価の方法が変更

会社が経営破綻する前兆 5.評価の方法が変更

会社が経営破綻する17の前兆
昇進のハードルが高くなったら要注意!
社員が昇進・昇格すれば、それだけ高い給料を支払わなければなりません。
そして厳しい経営状況にある会社にとって、社員の昇進・昇格は喜びにくいのも事実です。

こんな評価基準、誰がクリアできるの!?
もしも変更された評価基準のハードルが高過ぎる場合、会社が意図的に設定している可能性があります。
昇進・昇格する人が出なければ、会社の人件費は抑えられますからね。

会社が経営破綻する前兆 6.備品の在庫不足

会社が経営破綻する前兆 6.備品の在庫不足

会社が経営破綻する17の前兆
極限まで経費削減が始まった合図!
経営が苦しくなってきた会社は、できる限りの経費削減を試みます。
例えば会社から支給されているボールペンやメモ帳などもそうです。

あれ?ボールペンきらしてるじゃん。
何気ない日常のようにも見えますが、もしかすると経費削減の一環かもしれません。
また、備品を使用するにも制限がかかったりする場合もあるようです。
神経質になりすぎる必要はありませんが、連続するようであれば注意が必要でしょう。

会社が経営破綻する前兆 7.社用車が減る

会社が経営破綻する前兆 7.社用車が減る

会社が経営破綻する17の前兆
車には多くの維持費がかかっている!
社用車には思いのほか維持費がかかっているものです。
リース料金・ガソリン代・自動車保険・駐車場代…。
これらが1台につき全部乗っかってくるので、金額も大きくなります。

社用車なくなるってマジかよ…!
特別な理由もないのに社用車の削減が始まったら、経営が上手くいっていないことを疑ってみるべきです。
あるいは比較的維持しやすい軽自動車などへ変わった場合も、同じことが言えます。

会社が経営破綻する前兆 8.内定取り消し

会社が経営破綻する前兆 8.内定取り消し

会社が経営破綻する17の前兆
新入社員が入ってこなくなった場合も危険!
会社は毎年の新卒or中途入社に備えて、採用活動を行っています。
ところが経営が厳しい状況に追い込まれた場合、新入社員を雇っていられなくなりますよね。

内定でてた子って入社しないの?
こんな状態になった時は、内定を取り消した可能性があります。
ちなみに僕が知っている限りでは、入社5日前に内定取り消しを伝えた企業も!
ギリギリまで何が起こるか分からないものです。

会社が経営破綻する前兆 9.取引先から心配される

会社が経営破綻する前兆 9.取引先から心配される

会社が経営破綻する17の前兆
取引先があなたの会社の経営状況を知っていることも!

おたくの経営は大丈夫かね?
取引先からこんな心配をされたら、会社の経営状況を気にするべきです。
なぜ、社外の人間である取引先からの声掛けを気にしなければならないのか?
取引先の声を気にすべき理由
  • 与信審査であなたが勤めている会社の情報を仕入れた可能性があるから
  • 取引先と付き合いのある銀行から情報提供されていることがあるから

頻繁にあることではないかもしれませんが、銀行から「あの会社との取引は控えた方がいい」なんて助言をされることもあるみたいです。

会社が経営破綻する前兆 10.希望退職者の募集

会社が経営破綻する前兆 10.希望退職者の募集

会社が経営破綻する17の前兆
人件費の削減は最も効果的!

備品などの経費は努力次第で削減できますが、人件費はそうもいきません。

働いている社員には報酬を支払わなければなりませんからね。

 

なんでこのタイミングで希望退職なんだよ…!
めったにあることじゃないので、これも分かりやすい経営破綻のサインと言えます。
希望退職については考えようで、『退職金が出るうちに辞めちゃおう』とポジティブに捉えることもできるはず。
最悪の場合、ギリギリまで粘ったとしても退職金は出ないでしょうからね。

会社が経営破綻する前兆 11.研修が無くなる

会社が経営破綻する前兆 11.研修が無くなる

会社が経営破綻する17の前兆
育てている余裕がない!

社員の教育は、会社の発展に欠かせない重要な取り組みです。

様々な研修を取り入れている会社があるのもそのためと言えます。

しかし、経営状況が悪化している会社にとっては話は別。

 

なんで今年は宿泊研修ないんだよ…。
研修となれば会場はもちろん講師や交通費など、かなりの金額が発生します。
会社の将来が見通せない状況の中で、あえて社員教育に乗り出す会社は少ないでしょう。

会社が経営破綻する前兆 12.非正規社員の減少

会社が経営破綻する前兆 12.非正規社員の減少

会社が経営破綻する17の前兆
人が減るのはとにかく危険!
これまでに「退職者が出たら危険」と伝えてきましたが、非正規雇用として働く人たちも例外ではありません。
むしろ正社員に比べて退職に追い込まれるリスクは高いと言えます。

派遣の○○さん、契約きられたってホント?
不自然なタイミングで派遣や契約社員、アルバイトスタッフが退職した時は、注意しましょう。
会社が人件費削減に取り掛かり始めている可能性があります。

会社が経営破綻する前兆 13.社長の外出増加

会社が経営破綻する前兆 13.社長の外出増加

会社が経営破綻する17の前兆
行き先不明の外出は特に危険!
大企業の場合は別ですが、中小企業では社長自ら資金繰りに走ることもあります。
通常は外出するとなれば行き先を告げるものですが、資金繰りのためとなると言いにくいですよね。

あれ?社長どこ行った?
社長の訪問先が分からないのは不自然です。
『いつもどこに行ってるのか分からない』という社長さんの場合は大丈夫ですけどね(笑)。

会社が経営破綻する前兆 14.新規事業の開始

会社が経営破綻する前兆 14.新規事業の開始

会社が経営破綻する17の前兆
起死回生の一発を狙っている可能性あり!
新規事業の立ち上げは、企業の発展にとって大切な取り組みです。
純粋に成長を目指してのものであればいいですが、そうじゃない場合もあります。
それは、苦しい経営を何とか乗り切るための延命措置的な事業という場合です。

なんでこのタイミングで新事業なんだよ…!
明らかに業績が落ちているタイミングでの新規事業は、疑ってみた方がいいかもしれません。

会社が経営破綻する前兆 15.取引先の集中

会社が経営破綻する前兆 15.取引先の集中

会社が経営破綻する17の前兆
他の取引先がなくなっている可能性あり!
業績を占める割合が、特定の取引先に集中し始めたら要注意です。
中でも得意先に集中している場合は、付き合いのよしみで取引が続いているだけな場合もあります。

なんか最近の取引き、この会社ばっかりね…。
絶対に当てはまるわけじゃありませんが、継続するようであれば気にした方がいいです。

会社が経営破綻する前兆 16.エース社員の退職

会社が経営破綻する前兆 16.エース社員の退職

会社が経営破綻する17の前兆
トップクラスほど行動は早い!
どこの会社にもトップセールスのようなエース社員はいますよね。
順風満帆な彼らが退職していくのは、それなりの理由があるはずです。

トップセールスの○○さん、今月で辞めるらしいぜ!
こんな会話が社内で聞こえ始めたら要注意です。
できる社員ほど、行動を起こすのも早いですからね。

会社が経営破綻する前兆 17.まとめ

会社が経営破綻する前兆 17.まとめ

会社が経営破綻する17の前兆
前兆を見逃さなければ路頭に迷うことはない!
本記事では、様々な経営破綻前兆について紹介してきました。
あなたの働いている会社は、いくつ当てはまったでしょうか?
もちろん、ここでご紹介したのはあくまでも目安にすぎません。
必ずしも倒産がすぐそこまで迫っていると断定できるものでもありません。
ただし、「ある日突然仕事を失った」とならないために、心構えをしておくことはできるはずです。
そのまま働き続けるのか?来る日に備えて転職活動を始めるのか?
選択するのはあなた次第です!
おすすめの記事